インターネットから始まる出会い
メディアに登場した至高のネット恋愛
外見や職業などによる先入観のまったくないところから、言葉と心でスタートするインターネット恋愛は、まさに精神の結びつき、究極の愛。ってなわけで、そんな美しい愛の形をメディアが放っておくはずがない!!
ネット恋愛と聞いて、いちばんに思い浮かぶのは、1998年の公開された『ユー・ガット・メール』だろう。小さな絵本の店を経営するキャサリーン(メグ・ライアン)は、ショップガールのハンドルネームで、チャットで知り合ったNY152という男性とメール交換をしていた。
彼とは不思議なほど気が合い、話も弾む。少女のように素直な自分になれるのだ。いつしか、パソコンの電源を入れたときに画面に現れる「You’ve Got Mail」の文字を心待ちにするようになる。
だが、彼女には仕事上で重大な悩みが…。
近くに、全米に店舗をもつ書店チェーンがオープンすることになり、彼女の小さな店は倒産の危機にさらされているのだ。キヤスリーンはNYl52に、「仕事上のトラブルを抱えている」とメールを送る。すると彼からは、「死ぬまで戦い抜け!」と力強いはげましとアドバイスが……。
しかし、実は彼こそが、につくき大型書店チェーンの御曹司、ジョー・フォックス(トム・ハンクス)だったのだ!!
なんともビックリな展開ではあるが、さすがはハリウッド、映画を観たあと、自分にもこんな奇跡が待っているような気にさせられ、さっそく出会いサイトを覗いてみたのは私だけではないはずだ……。
・「あなたの言葉がほしいだけ…」の、打算なき美しき世界。
1996年に東宝系で公開された邦画『ハル』は、インターネット恋愛の先駆けとなった作品だ。
主演の深津絵里、内野聖陽のほか、主題歌「TOKYO LOVE」を担当したTHEB00Mの宮沢和史、米米クラブの竹下宏太郎とキャスティングもユニーク。それぞれの俳優が、存在感あふれる個性的な演技を披露している。内野聖陽扮するハル(もちろんハンドルネームだ)は、学生時代から選手だったアメフトがケガのためにできなくなり、仕事もイマイチうまくいっていない。
一方、深津絵里扮するほしは、恋人を亡くした後、恋愛を拒否し続けながら職を転々としている。そんな2人が映画フオーラムのチャットで知り合うことから、物語は始まる。でも、はじめは男同士のおつきあい(もちろん、おホモ達ではない)として。というのは、ほしはチャツトに男と偽って参加していたからだ。
その理由は「女であることがわかったら、いたずらメールが送られてくるから……」というもの。神聖なメールの世界に偽って参加するとは、なんともけしからん話ではあるが、まあ、ありがちな話でもある。事実この世界、どこの誰だか顔も素性もわからないぶん、そういったテアイも多い。
しかし、だからこそ通常では知り合うはずもない人間と出会うことだってできるのだ。たしかにリスクもあるが、これこそがインターネット恋愛の醍醐味!!ハルとほしはフォーラムの外でメールをやりとりするようになり、互いにひかれていくのだが……。スクリーンには、パソコンの画面がそのまま登場。
ほとんど音のない静かな映画で、モニターに現れる文字を追っていると、まるで自分宛のメールを読んでいるような気にさせられる。
・「すてきな曲でした。心が温まりました。…てるてる坊主」
ラストは、フジテレビで1998年の4月から放映されたドラマ「WITHLOVE」。主役は連ドラ単独初主演の竹野内豊。心に影をもつ男を演じる、彼のちょっと憂いを秘めた表情が、また色っぽい!!
相手役はNHK朝の連続ドラマ「あぐり」でもお馴染みの清純派女優、田中美里だ。数々のCM音楽を手掛ける作曲家。長谷川天(竹野内豊)は、パソコンを始めたばかり。
ある日、事務所宛のメールをアドレスの入力を間違えて送ってしまった。たまたまメールを受け取ったのは、銀行に勤めるOL・村上雨音(田中美里)。自宅へ帰リメールを開いた雨音は、流れてくる心地よいメロディに心を奪われる。
「いったい誰がこんな素敵な曲を…?」。雨音は思い切って、曲を送ってきた相手にメールを返信した。1本の間違いメールからはじまるこの恋は、すれ違いの連続。
やがて主人公たちはさまざまなハードルを越えて、かけがえのない愛を手に入れていく。ちなみに、タイトルの「WITH LOVE」とは、英語圏で、手紙の終わりに家族や恋人など親密な相手に贈られる言葉だ。
ということで、代表的な3作品を紹介してみた。
「メール(通信)」という距離感の実にあいまいな世界で出会う2人。恋人となっていく過程には、遠距離恋愛にも似たトキメキや、もどかしさ、わかり合う喜びがある。
さて、あなたはどんな物語を体験するのだろうか!?
未来のネットカップルたちへ、愛を込めて……スマートフォン 対応 出会い系サイト
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2011年10月3日 | コメント/トラックバック(0)|
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